事業内容
昭和 38年 8月 | 国営河北潟干拓事業着手 |
38年 12月 | 河北潟沿岸漁協組合と合意 |
39年 4月 | 計画の確定 |
45年 2月 | 開田抑制通達 |
46年 1月 | 干陸完了 |
52年 11月 | 水田から畑等への変換 |
53年 3月 | 干拓地の市町界決定 |
54年 6月 | 第一次土地配分の開始 |
54年 7月 | 農用地開発公団営事業(畜産団地整備の着手) |
54年 9月 | 農地の一時使用開始 |
60年 4月 | 県営土地改良総合整備事業の着手 |
61年 3月 | 干拓事業及び公団事業の完了 |
平成 10年 3月 | 県営土地改良総合整備事業の完了 |
昭和38年度から60年度にかけて実施された「国営河北潟干拓土地改良事業」の完成によって、河北潟の総面積2,248ha(公有水面)の内1,356haが干拓され、河北潟干拓地が新しく誕生した。
河北潟干拓は、我が国の食糧難を背景とした水田計画により着工されたが、干陸を迎える昭和45年に全国的な米過剰による減反政策によって新規開田の抑制施策が導入された。
これにより、干拓地は畑地及び酪農団地造成への転換を余儀なくされ、河北潟周辺農家の夢であった稲作規模の拡大が崩れ去ったという歴史を負っている。
水土里ネットの概要
水土里ネット名 | 河北潟水土里ネットかんたく |
理事長名 | 焼田 宏明 |
役職員数 | 役員21名、職員7名(内 嘱託3名) |
住所 | 石川県河北郡津幡町字湖東395 |
連絡先 | 電話 076-288-4424 FAX 076-288-7531 E-Mail qa@k-kantaku.com |
受益面積 | 1,126ha |
組合員数 | 298名 |
水土里ネット設立の経緯 | 河北潟干拓地農業を守るための河北潟
干拓土地改良区実践活動の道標として、 自ら自己確認し、地域農業の推進拠点と併せて干拓地の特性を生かした都市との共生、対流を促進し、干拓地の活性化に 向かって地域とともに歩む組織役割の 発揮に向け21世紀創造運動活動を展開する。 |
河北潟干拓土地改良区の各種団体概要
河北潟水土里ネットかんたく
名称 | 河北潟水土里ネットかんたく |
設立年月日 | 昭和60年3月13日 |
所在地 | 石川県河北郡津幡町字湖東395番地 |
主要な業務 | 主に国営、県営事業で造成された水利施設の維持管理 |
受益面積 | 金沢市(229ha)かほく市(184ha)津幡町(282ha) 内灘町(384ha) 1,079ha(畑853ha(内特殊畑66ha) 飼料畑226ha 施設用地277ha) |
管理施設 | 揚水機場4箇所・西部取水工4箇所・支線道路41.4km 支線排水路 42.8km・防風林19.5km・パイプライン58.4km |
組合員 | 296名 |
代表者 | 理事長 焼田 宏明 |
受賞経歴 | 平成14年3月27日 全国土地改良団体連合会「銀賞」 平成19年10月24日 21世紀土地改良区創造運動大賞 平成20年3月27日 全国土地改良団体連合会「金賞」 |
取り組み | 干拓土地改良区の愛称も平成13年3月27日「水土里ネット」に決まり、ますます地域とのふれあいを大切に親しみの持てる緑の大地の創造をスローガンに掲げ「河北潟水土里ネットかんたく」の役割を築き上げて行きたいと思います。 また、近年環境に対する意識の高まりから、土地改良区においても「環境との調和への配慮」が重要な役割となってきました。 管理団体という概念を解き、生態系保存や治水効果など多面的機能の発揮から地域に貢献できることなど、皆さんの声を反映し、共に交流と活躍の場を提案していきます。 環境との調和に取り組むことなど、21世紀にふさわしい新たなチャレンジだと考えています。 |
河北潟生産組合連合会
名称 | 河北潟生産組合連合会 |
設立年月日 | 平成12年4月1日 |
所在地 | 石川県河北郡津幡町字湖東395番地 |
主要な業務 | 河北潟干拓地内の畑作営農の促進と安定した経営基盤の確立及び組合員の共同の利益増進に資する活動を実践する。 |
組合員 | 金沢河北潟生産組合協議会58名・かほく市河北潟生産組合29名 ・津幡町河北潟生産組合65名 ・内灘町河北潟生産組合9名・河北潟酪農組合13名 合計174名 |
役員 | 理事25名 監事2名 |
代表者名 | 会長 川村 秀行 |
取り組み | 河北潟干拓地農業の生産振興を図るため、金沢市、かほく市、津幡町、及び内灘町生産組合間の連絡調整並びに関係する情勢機関及び農業団体と有機的に連携し、調和のとれた河北潟干拓地農業の振興発展に寄与することを目指す。 |
河北潟干拓地ひまわり村
名称 | 河北潟干拓地ひまわり村 |
設立年月日 | 平成7年4月1日 |
所在地 | 石川県河北郡津幡町字湖東395番地 |
趣旨 | ふるさとの水と土への愛しみの心を育み、農業への親しみを体験してもらう。 |
関係機関 | 石川県、金沢市、かほく市、津幡町、内灘町、河北潟干拓土地改良区 グリーンアース河北潟、河北潟生産組合連合会、河北潟営農公社 |
代表者名 | 名誉村長石川県知事 馳 浩・村長津幡町長 矢田富郎 |
受賞経歴 | 平成22年2月24日美の里づくりコンクール「審査員特別賞」 |
取り組み | 広大な干拓地を背景に2.3ha、35万本のひまわりが咲き誇り、訪れる子供たちが干拓地の豊かな自然環境に触れ、大きく成長してくれることを願って毎年近隣の保育園児による種まきから開村式までお手伝いをしてもらっている。 今では「夏の風物詩」として定着化し県内外から多くの方々で賑わいを見せている。 |
河北潟干拓地区管理体制整備推進協議会
名称 | 河北潟干拓地区管理体制整備推進協議会 |
設立年月日 | 平成17年4月1日 |
所在地 | 石川県河北郡津幡町字湖東395番地 |
主要な活動 | 国営造成施設等を適切に管理するための体制を整備・強化し、施設の多面的機能を発揮する。 |
構成員 | 河北潟干拓土地改良区5名、河北潟生産組合連合会2名 河北潟生産出荷組合、石川県、金沢市、かほく市、津幡町、内灘町、 石川県土地改良事業団体連合会、周辺地域住民代表8名 合計22名 |
代表者名 | 代表 焼田 宏明(土地改良区理事長) |
取り組み | 河北潟干拓土地改良区が管理する土地改良施設において、河北潟周辺の都市化、混住化の進展その他の社会的諸条件の変化に伴い、当該施設の管理体制が脆弱化している現状に鑑み、適正な管理水準、管理体制、管理費の分担などを検討する事により、管理の整備強化を図る。また、施設の役割と地域に与える効用の啓発普及、連携強化及び推進活動も行う。 |
グリーンアース農地・水・環境保全組織
名称 | グリーンアース農地・水・環境保全組織 |
設立年月日 | 平成18年6月23日 |
所在地 | 石川県河北郡津幡町字湖東395番地 |
主要な活動 | 農地・水・環境保全向上対策において生態系保全計画、水質保全計画、景観形成・生活環境保全計画、資源循環計画の体制整備構想を確立する。 |
構成員 | 河北潟水土里ネットかんたく、河北潟生産組合連合会、環八会 湖西親和会、北陸彦三会、河北潟自然再生協議会、NPO河北潟湖沼研究所 日本野鳥の会石川、金沢市農業協同組合、金沢中央農業協同組合 石川かほく農業協同組合、河北潟生産出荷組合 |
代表者名 | 代表 焼田 宏明(土地改良区理事長) |
受賞経歴 | 平成21年11月18日 農地・水環境保全活動優良活動組織 平成24年2月17日 第17回環境保全型農業推進コンクール 優秀賞 |
取り組み | 干拓地において農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図るため、農業生産にとって最も基礎的な資源である農地・農業用水等の保全向上に関する地域ぐるみでの効果の高い協同活動と、農業者ぐるみでの環境保全に向けた先進的な営農活動と、これらの活動の質をさらにステップアップさせるための取組を共に協定に位置け、地域住民を始めとする多様な主体の参画を得てこれらを総合的・一体的に実施する。 |